おいANA、シミュレータ事業やれ。古い方の訓練センターにぶち込むか、新規に建ててもやる価値はある

俺は飛行機会社のシミュレータがどんなものかは知っているつもりだ。1時間動かすのにも10万や20万のコストがかかる。使用料金と、後部で設定する指導教官、それに機長経験者もいないと教えられない。そうでない適当な奴なら日本にいくつもあるが、ANAにあるシミュレータは、「耐空検査」という、「飛行機が飛ぶために受ける車検」みたいなものを通っていないとならない、つまり飛行機と同等の強度、能力が必要となる。ゆえに「恐ろしく高い」。ちなみにみんなが一番わかりやすいのは、飛行機のスロットルレバーだろうか。あのスロットルレバーだけで1,000万くらいするはずだ。ということは、シミュレータ全体でいくらかかるか、そりゃぁとんでもない金額だろう。俺はそのくらいはわかる。

だがしかし!それでもここでひとつ、ANAの事業にしようじゃないかそのハードルを越えて。

・ボーイングからメンテ費なしで買取でシミュレータを買う

・レベルを落としたものを昔の訓練センターか新しい場所に建築する

など、いろいろやり方はあるだろう。これを事業化する場合、「他とは違うんですよ」ということ、ANAのブランドである事、ANAの選りすぐりのパイロットと指導教官が教えること、実際、今はシミュレータで免許まで取れること、などのアピール点を強く押し出し、他の安いシミュレータ業者との差別化をはからなくてはならない。もちろん、耐空検査に通るシミュレータを使う場合は差別化は必須事項だ。そうじゃない場合は適当に抑えてアピールすればいい。アピールというか宣伝広告は、俺は電通じゃないので担当が考えればいいだろう。

俺はANAの客として、シミュレータの事業化を望んでいる。一回10万でも20万でも、まずはコストを算出するべきだろう。「行ってこい」なら、ほとんど利益がなくてもやるべきだ。それでANA全体の事業継続性もはかられるんだからな。

じゃぁ、ANAがシミュレータ事業をやる!と仮定しよう。その場合、俺がANAの担当だったら、まず、

https://www.jalan.net/kankou/g2_g8/

↑ここにあるような他社に、アホのフリして全部乗ってくる。もちろん所属は秘密だし、パイロットである事がばれない程度に見てくるべきだ。それと同時に「ド素人の飛行機好き」「けっこうな飛行機好き」にも同じ事をやってもらう。職業パイロットがいくら正体を隠そうとも「素人が喜ぶツボ」はわからないからだ。もちろんパイロットも最初は素人だっただろうが、俺がヘリを飛ばし空を飛んでも感動しないのと同じように、やはり「素人の飛行機好き」がどういうポイントを感動するかをリサーチする。それをプロパイロットとすりあわせ、ANAのシミュレータ事業の基礎である「営業方針」を決定する。もちろんプロパイロットは、他社のが「どの程度のモノ」かを判断してくること。それはプロパイロットにしかできないからだ。

ああ、あと、タイ航空がやってるシミュレータ体験もどんなものか現地支社に調べさせておけ。

・・・事業計画書書くんなら文章だけならキツいが、まぁ続ける。

んで、その上で、もちろん「ただ訓練センターにシミュレータがありますよ、○○万です」じゃぁ、どうしようもないので、

・そこに入るときから、特別のIDを発行し、記念品とする

・ANAがお出迎えして、体験して、最後にはCAに飯くらい出させる

・「ANA体験訓練生」のツナギでもあげる

・プレミアムポイントあるいはマイルをつける(計算方法は考えろ)

とか、ANAにしかできないことを考えておくように。(俺この文章何の前提もなく書いてるんだから今はすぐいろいろ思いつかない。)ほかには「マニア向け」なのか「飛行機が好き」な層を狙うのかなども検討事項にあるだろうが、まぁ基本高いので、マニアからプロ、セミプロ(自家用だけとか定期操縦士ない人)狙いでもいいと思う。

あと、他社のシミュレータはハッキリ言って値段が異常に安いので、ここで値段の競争とかを考えるなら、そんな事業はやらない方がいい。ANAブランドで、そんな中途半端なシミュレータに乗るくらいなら、俺は行かない。おれなら「本物」もしくは他社が全く相手にならないクォリティーを求める。なぜならこれは「国際事業」だからだ。「本物」のシミュレータに乗りたい奴は全世界にいるだろう。それも、ANAに乗りたい奴なんてすごい量がいるはずだ。あんまり個人的に好きではないが、シナ人なんかは金をいくらでも出すだろう。航空標準語はそもそも英語なんだから、英語圏の人間も全員客になる。全世界で「ANAシミュレータツアー」というものを組んでもいいだろう。

この事業のネックはたったひとつ。「コスト」だけだ。あとは大した障害はない。だから、ローン組ませてもいいし(えげつないが、発想は自由に)、コースにしてもいいし、なんなら操縦訓練許可書持っている奴は各レベル(自家用、事業用、定期操縦士)のプログラム組んでもいい(数千万~億単位になるだろうし座学の分が出るので話が変わってくるが・笑)。

おまえら、これで一発当てるくらいの事業に育てて、一部上場させろ。そのくらいの気概でやればANAの借入金を返す助けにもなる。ピーチ、エアドゥ、ソラシドも上場を検討していると思うが、巨額の借金を返すには上場益で返すのが手っ取り早い。あるいは、特損を7年から延長して特別措置で15年認めてもらえるように税務当局に働きかけろ。二階俊博にやらせればいい。あいつはクソ野郎だが、そこら辺はカネ次第でやってくれる。観光議連のトップなんだからな。

話がそれた。

まず、この事業は原価がわからないとやりようがない。原価は

・シミュレータ従量料金(これはボーイングやエアバスに払うのか?)

・訓練指導員と機長の人件費(研修の一環でいれるとかで人件費を吸収できないか人事給与などで考えろ)

・終わってメシを食わすならそのコスト(エコノミーじゃアレだからプレミアムクラスかビジネスの飯くらいにした方がいい)、そこにおいとくCA(訓練生でもいい)の人件費

・管理システム構築費、事務方経費、固定資産税その他公租公課など

とかそんなもんだろ。他にもあるのもちろんわかるが細かいので省略する。俺は取締役会でプレゼンしてるわけじゃないんだからな(笑)

まぁあと、シミュレータで出せない部分もあるだろう。あまりにも本物過ぎて、操縦できるようになる奴が変なことを起こさないとも限らん。でも、そういう「可能性としてほぼあり得ないこと」でやめるのは日本人のアホなところだ。「あとで何か言われたら面倒だからやめよう」という日本人の事なかれ主義が会社をダメにするのだ。もし航空局がなんか言ったら「おまえら俺にケンカ売ってんのか」って大臣官房総務課長にでもどこにでも言ってやるから、とにかく検討だけはしろ!

俺は正直、初回10万とか取って全然いいと思う。「いかに魅力的なものになるか」は関わる社員が「単なる使用人」としてこの事業をすすめるか、「自分でも楽しさを求めることができて、コスト感覚をもち、さらにアピールポイントや広告などにもアイディアを出せる真の社員か」によってまるっきり変わると思う。「大企業だから」みたいな奴にやらせると無難なものになって、電通とかに丸投げして絶対ろくな事にならない。ただですら新規事業は失敗するリスクもある。だがしかしそこで無難な策を取らず、現実を把握した上で「航空会社の最高級商品」であるチャーターやファーストクラスのような「高額商品を夢を持ってオススメする」感覚が大切だと思う。言いたいことわかるだろうか。

「つい通いたくなる」「プレミアムポイントにもなる」「全コースをクリアすると、一生ダイヤモンドメンバー」とかもいいだろう。だって、常人じゃあり得ない「生涯マイル200万」とかのタグまで用意しているくらいなんだから、全コースクリアした場合はそれくらいしてやってもいいだろう。もちろんそこまでいくのに数千万かかるだろうしそれくらいやってやってもいい。

だがこの事業、コストが不明なので年次経営計画が立てられない。10年後に主要事業にもなり得るとおもうんだが(やる人が増えればコストは下がるだろう)

まぁ、いろいろ書いたが、どうせ社員暇だろ?考えるだけ考えてみ。家でリモートという名の遊びをさせてるよりはよっぽど建設的だろう。きっと社長もそう思うに違いない。

他のシミュレータ会社がいわばLCCなら、ANAはシミュレータ会社のフラッグシップを目指せ!!!

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