僕の2021年アカデミー賞予想で的中したのは23部門中18部門。外したのは主演女優賞/主演男優賞/撮影賞/短編ドキュメンタリー賞/歌曲賞の5部門。

Why

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星海社新書から刊行されている【なぜオスカーはおもしろいのか? 受賞予想で100倍楽しむ「アカデミー賞」】の著者、 Ms.メラニーの的中が17部門なので、勝った!ちなみに2020年はどちらも17部門的中で引き分け、2019年は僕が16部門でMs.メラニーが15部門だった。また総合映画情報を発信するサイト「オスカーノユクエ」 氏の的中は18部門で同数だった。

今年最大のサプライズは主演男優賞のアンソニー・ホプキンス。これは授賞式の演出家(スティーブン・ソダーバーグ)にとっても番狂わせだったようで、通常なら作品賞の発表がトリになるはずなのに、今年は作品賞の後に主演男優賞が発表された。ここで大腸がんで死去したチャドウィック・ボーズマン(『ブラックパンサー』で有名、享年43歳)の名前が読まれて感動のフィナーレという目論見だったはず。しかし開封するとカードには英国の老人の名前が書かれており、しかも本人は高齢のため授賞式に出席していなかった。ショーは盛り上がらないし、裏方はあたふた。なんともみっともない幕切れとなった。

結局、本命と言われていた『マ・レイニーのブラックボトム』の主役二人は受賞出来なかったわけだが、これが何を意味するのか考えてみた。そして気が付いたのが、今までNetflix映画で主演女優賞・主演男優賞を受賞した俳優は皆無なんだよね(助演女優賞は2020年に『マリッジ・ストーリー』でローラ・ダーンが受賞している)。作品賞もそうなのだが、「ここだけは(劇場公開しない)配信映画に譲れない」というハリウッド映画人最後の意地なのかも知れない。

それにしてもフランシス・マクドーマンドは『ファーゴ』『スリー・ビルボード』『ノマドランド』で3度、主演女優賞を受賞したことになり、メリル・ストリープの記録(『クレイマー・クレイマー』で助演女優賞、『ソフィーの選択』『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』で2度主演女優賞を受賞)をある意味上回ったと言える。「ほんとにそれでええんか!?…」と思うのは僕だけ??

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