むかしの麦茶は苦かった

麦茶なんだが、最近、六条大麦の玄麦を仕入れて、自作しているわけです。麦茶そのものは江戸時代には既に庶民の飲むものとして普及していたんだが、炒った麦が商品として大量生産されて売られるようになったというのには、実はコーヒー焙煎が大きく関わっている。

1963年(昭和38年)に常陸屋本舗が大型コーヒー焙煎機を輸入し、それを利用して麦茶の大量生産を開始し[6]、同年に日本初のティーバッグ麦茶(煮出し専用タイプ)が同社から発売された[5]。
ところで、アメリカにも麦茶というのはあって、戦争中、コーヒーが不足した折とか、「代用コーヒー」として使われたらしい。また、アメリカでは挽いた粉で売るケースも多いんだが、こっそり増量剤として混ぜたりするらしいw というわけで、麦茶の焙煎です。静岡では浅炒りの麦茶を作っているお茶屋さんもあって、苦味がなく、自然な甘みのあって良いものです。写真では上が市販の煮出し麦茶だが、もっと深く炒ると苦味が出てくる。そういやむかしの麦茶は苦かった。おいらが子供の頃には、麦茶に砂糖を入れて飲んでいたというのも、今の麦茶とは味が違ったからだろう。麦茶が工場で作られる物ではなく、家庭で炒られる物だったのだ。というわけでオススメなのは、深く炒った麦茶に蜂蜜で甘みを足した飲み方で、コーヒー焙煎の出来る人は麦茶も焙煎出来るので、やってみたらいいんじゃないかな? ちなみに東日本では殻付きの玄麦で焙煎するが、西日本では殻を外したはだか麦で焙煎するらしい。