炭焙モカマタリブレンドの美味しい季節です

コーヒーの発祥から今に至るまで、モカマタリは孤高の存在で代わるモノがないという品質なんだが、どこが優れているかというと、むしろ欠点の方が目立つw 不良豆が多く、品質が安定しない。時にはピッキングで半分近くまで捨てなきゃならないほどで、焙煎屋泣かせです。しかも、イエメンというのは内戦中で入荷は不安定。つい最近までモカマタリ・ブレンドは飲めなかった。じゃあ、モカマタリはどこが優れているのか? それは、自然栽培ならではの豊かな味わいにある。ウチで扱っているタイのコーヒーや東ティモール・コーヒーのようなマイナー産地を除けば、有名産地で自然栽培ないしはそれに近い環境で育っているのはモカマタリだけです。イエメンの産地は急峻な山岳部で、まばらに植えられた野生に近い環境で、農薬も肥料も与えられず育つ。傾斜地でまばらに生えたコーヒーの樹には肥料すらやりにくい。なので生産量は少なく、形状も大小混じりで、揃わない。