菅の匕首(あいくち)

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日本共産党が独自入手した2017年9月7日におこなわれた太田理財局長(当時)と国交省の蝦名邦晴航空局長(当時)らの話し合いを記録した文書では、太田氏は会計検査院の報告書への介入を口にすると同時に、こうも述べている。
「両局長が官邸をまわっている姿をマスコミに見られるのはよくない。まずは寺岡を通じて、官房長官への対応をするのが基本だ」
 この「寺岡」というのは、当時、菅官房長官の秘書官を務め、今年1月からは内閣総理大臣政務担当秘書官、つまり菅首相の首席格の秘書官となっている寺岡光博氏のことを指していると思われる。
 ようするに、当時、菅首相は右腕の寺岡氏を使い、会計検査院の報告や国会対応をどうごまかすかなどの相談をおこなっていたのだ。
LITERA  菅が懐に忍ばせてる匕首(あいくち)がこいつ

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 政府は1月1日、菅義偉首相の政務秘書官に財務省出身の寺岡光博氏(54)を充てる人事を発令した。前任の新田章文氏は菅事務所の秘書に戻る。政権発足3カ月余りで政務秘書官を交代させるのは異例となる。
 寺岡氏は2015年から首相の官房長官時代の秘書官を3年程度務めた後、財務省主計局主計官として予算編成のとりまとめ役を担当した。
日本経済新聞